『競馬に強くなる調教欄の取扱説明書』で儲ける方法

『競馬に強くなる調教欄の取扱説明書』を読んで、
田中流の使えるポイントを紹介します。
やはり調教で馬券に直結するコースは栗東坂路です。
この本の4-04でも、取り上げられています。
このページでは、最終追い切りが栗東坂路4F52.9秒以下の時の、
ラスト1F別の成績が載っています。
ラスト1Fが12.0秒~12.5秒の場合は、単勝回収率が159%
ラスト1Fが11.9秒以下の場合、単勝回収率が139%と書かれています。
実際に2012年~2015年6月末までのデータで調べてみると、
ラスト1Fが12.0秒~12.5秒の場合は、単勝回収率が112%
ラスト1Fが11.9秒以下の場合、単勝回収率10%
という結果ですが、ラスト1F11.9秒以下の場合は、
母数が少ないのであまり気にする必要はなさそう。
本に載ってるほどの回収率はないが、理論は正しいと判断できる。
ここからアレンジすると、芝とダートを分けて考える。
芝のレースの場合は、最終追い切りが栗東坂路4F52.9秒以下の時、
ラスト1Fが12.5秒以下だと、単勝回収率が120%
ダートのレースの場合は、最終追い切りが栗東坂路4F52.9秒以下の時、
ラスト1Fが12.9秒以下だと、単勝回収率が143%
ダートの方を芝に比べて少し条件を甘くすると、いい感じになる。
ダートは芝よりもスピード能力が無くても走れるということなんでしょうね。
効果バツグンなので、ぜひ調教欄をチェックして欲しいと思います。
ただ、先ほどのプラス回収になるには、もうひとつの条件が必要です。
それは、この本の4-04(86ページ)をチェックしてみてください。
投稿者プロフィール

- (日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
- かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。
最新の投稿
POG2015.08.29『2015~2016年 最強のPOG青本』の真実
騎手2015.08.28『騎手の一分』の真実
データ2015.08.27『6番人気以下に本命◎を打てる「デジ式」YES・NO馬券術』で儲ける使い方
データ2015.08.26『6番人気以下に本命◎を打てる「デジ式」YES・NO馬券術』の真実