『収支を劇的に上げる京大式馬券格言』で儲ける使い方

では『収支を劇的に上げる京大式馬券格言』を読んで、
田中流の使えるポイントを紹介します。

9番目の格言である

午前中のレースは人気薄の「頭突き抜け」に最大限の注意を払え

これをアレンジしていきます。

午前中のレースで人気薄が狙える理由のひとつとして、
人気の偏りが午前中のレースは生じやすいことが挙げられています。

午前中のレースは、新馬戦、未勝利戦、障害戦と、
情報が少ない状況のレースが多く、◎が並んでいるを鵜呑みにしてしまい、
人気馬が過剰な支持を集めて、無印の馬はオッズが跳ね上がるケースが多いそうです。

そこで、未勝利戦のオッズを確認してみると、

1~9.9倍 勝率19% 単勝回収率78%

10~19.9倍 勝率6% 単勝回収率83%

20~29.9倍 勝率4% 単勝回収率89%

30~49.9倍 勝率3% 単勝回収率102%

50~99.9倍 勝率1% 単勝回収率74%

100倍~ 勝率0.2% 単勝回収率39%

このように、30~49.9倍の部分がプラス回収でお得になっている。

人気サイドの過剰人気によるオッズの偏りが、ここに出ているのでしょう。

そこで、30~49.9倍の馬に、激走するエッセンスを1つ加えます。

それは、馬場変更。

芝からダートへ、ダートから芝へ。

未勝利という経験の浅い馬の場合、
この馬場変更のショックが激走に繋がります。

勝率3% 連対率7% 複勝率11%
単勝回収率118% 複勝回収率99%

未勝利戦で馬場変更馬が30~49.9倍のオッズゾーンに入ったら、
どんどん狙って行きたいですね。

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投稿者プロフィール

田中洋平
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。

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