『王様が教えてくれた、まさかの血統馬券術』の真実

では『王様が教えてくれた、まさかの血統馬券術』をレビューしていきます。

この本はJRAの全コースについて、それぞれ得意とする血統を中心に、
有利な枠順、有利な脚質などをまとめた本。

血統馬券術のデータブック&解説書であるのと同時に、
JRA全競馬場の「コース辞典」を目指して書かれたそうです。

実際に読んでみると、競馬場のコース図と高低差断面図、
その競馬場での下級条件(1000万クラス以下)の種牡馬ベスト5、
上級条件(1600万クラス以上)の種牡馬ベスト5が掲載されています。

他には、コース別の注目種牡馬ランキングも掲載。

東京競馬場であれば、東京芝1400m、東京芝1600m、
東京芝1800m、東京芝2000m、東京芝2300m&2400m、
東京芝2500m&3200m、

このように6つに分類して解説があります。

種牡馬のランキングだけなら、TARGETで調べれば分かる内容ですが、
この本が秀逸なのは、コース別にしっかり説明されていること。

東京芝1400mのページから抜粋すると、

▼ここから▼

もともと、芝1400mというのはスペシャリストが生まれやすい距離設定だよね。

特徴的な例をひとつ挙げるなら、京王杯SC。

このレースは毎年、高松宮記念の上位馬が人気になるんだけど、ほとんど沈んでいる。

14年もコパノリチャードが1番人気であっけなく負けたよね。

芝1400mの重賞で、芝1200mの成績なんて参考にしちゃいけないんだ。

▲ここまで▲

このようにコースの特徴をしっかり説明してくれています。

この本が出版されたのは2014年7月8日。

では、2015年の京王杯SCの結果はどうだったのか?

1番人気に推された前走高松宮記念で2番人気に推されて6着だったダイワマッジョーレ。

しかし京王杯SCは10着に沈んでいる。

さらに、このレースを勝ったサクラゴスペルは、
東京芝1400mを4勝とこのコースを得意にしている馬。

まさにこの本に書かれてることが、見事に再現されています。

これが全コース分載っているのですから、

『この本は使える!』

というのが正直な感想ですね。

この本を片手に予想していれば、コースの特徴が身に付き、
予想力の大幅アップにも繋がるでしょう!

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投稿者プロフィール

田中洋平
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。

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