『馬券裁判 ─競馬で1億5000万円儲けた予想法の真実─』で儲ける方法

『馬券裁判 ─競馬で1億5000万円儲けた予想法の真実─』を読んで、
田中流の使えるポイントを紹介します。

112ページに書いてある、

奇数馬番と偶数馬番の違いによる単勝回収率に注目してみます。

重要な部分を本文から抜粋します。

ゲート入りの様子を観察すると、

奇数番号の馬がまずゲートに入り、

続いて偶数番号の馬が、最後に大外の馬が入って、

その直後にゲートが開き、発走していることが分かります。

ゲート内で長時間待たされる奇数番号の馬は、

偶数番号の馬に比べてストレスが多くかかり、

発走前に体力を消耗したり、出遅れしやすく、

回収率が低くなるのではないか

という仮説を立てることができます。

偶数馬番 単勝回収率82.4%

奇数馬番 単勝回収率77.1%

偶数番有利は、よく言われていることですし、

実際に偶数馬番の回収率のほうが高いので、実証されています。

ではここから、アップグレードするのですが、

枠入りのストレスが一番かかりやすい状況を考えると、

それはやはり新馬戦ですよね。

ゲート訓練はするものの、実践での枠入りは初めて。

不安なのは当然です。

さらに、偶数馬番でも最後に入る馬に注目します。

12頭立てなら12番。

15頭立てなら14番。

16頭立てなら16番になります。

つまり、新馬戦で偶数馬番の大外の馬だけを狙うと、

勝率9% 連対率16% 複勝率23%

単勝回収率117% 複勝回収率99%

このようになります。

馬券裁判の著者である卍氏も書籍の中で言っていますが、

まずはレースを観察して、仮説を立てることが重要。

どんな馬がゲートを嫌がるのか?

これが今回のアップグレードの鍵かと思います。

ぜひ参考にしてください。

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投稿者プロフィール

田中洋平
田中洋平(日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家)
かつてはダイニングバーの経営者だったが、現在は競馬研究ひと筋。「競馬最強の法則」の馬券ブラックジャーナルコーナーにおいて、2009年に逃げ穴馬馬券術を紹介。2010年には同誌にて「コンピアナライズを追え」で巻頭でデビューを果たし、2012年にKKベストセラーズより「新コンピアナライズ・ゾーンレベル」を出版。現在は日刊スポーツ公認のコンピ指数研究家として日刊公式ウェブサイト「極ウマ・プレミアム」にてコラム、テクニカル6を連載中。また重賞特集号として日刊スポーツが発行しているタブロイド紙のコンピ予想も担当している。

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